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復活祭の島 その3 

お久しぶりでございます。 クロークスタットです。
ヨウヤク、インフルエンザの災禍から抜け出すことができました。

インフルエンザ中は、頭が痛くてたいしたこともできなかったのですが、ずいぶんと高い棚に上げてしまった話を少しだけ調べるこ時間ができて何よりってところです。

後は、会社員としての首がつながっていることを祈るだけ!
出社して机がきれいだったらイヤだなあw


では、続きで『復活祭の島 その3』に進んでいただければ何よりです。


その前にポチットしていただければサラに感謝~

今まで、巨像巨像といって『モアイ』と呼びませんでした。
 なぜかといいますとダイタイ誰が、『モアイ』っていい始めたかも良く解ってないのです。モアイ=像なのか、モアイという物(人)の像なのか、モアイって名の建築物なのかも不明のまま便宜的?にモアイと呼んでいます。

クック氏の太平洋探検を読むと、それぞれの巨像に名前がつけられ、たまさか接頭辞『モイ』あるいは『アリーキー』をつける事があるってあるので、ココラヘンから『モアイ』って呼称が一般的になったような感じがします。
 そうそう、ラパ・ヌイってのも後世のポリネシア人乗組員が、ラパ島(ラパイチ島とも オーストラル諸島(トゥブアイ諸島)の東のはずれ)に似てるけど、大きいからラパ・ヌイでいいんじゃね?ってのがラパ・ヌイの語源って話を見つけてきましたよw

話がそれました。

ヤーコプ・ロッヘフェーン提督やジェームス・クック艦長も
「何にも無い島で、どーやってこの巨像を立てたんだろう?」
と疑問を残しておりますが、クック艦長の後
1786年に訪れたフランス人のラ・ペルーズ伯爵(ラ・ペルーズ伯ジャン=フランソワ・ド・ガロー(Jean François de Galaup, comte de La Pérouse))は、この点明快です。
「2mくらいの梃子を何本かと100人の男がいれば建てる事ができるでしょ!ほら、謎が解けた」
論点が微妙にチガウキガするんですが?伯爵様
まあ、それぐらいいればド~にでもなりそうな気はしますが


さすがにコレで終わるわけにもいきませんので、もう少し


 モアイっていいますと立っている姿しか想像できない身の上ですが、クック艦長がラパ・ヌイに来航したあたりから倒れている姿が報告されるようになりまして、その64年後1838年に来航したデュペチ・ツァル氏の記録ではモアイは9体しか立ってなかったって言ってますね、ラパ・ヌイの口伝では、その2年後にスッカリ全部倒しちゃったwって伝わってるようです。
※もっとも1872年にフランス海軍が立っているモアイをわざわざ倒して持ち帰ったって話と絵があるんですが… 蛙ドモの話だからなあw


立っているモアイってそう幾つも無いんですって、
ほいじゃ、ラパ・ヌイにいくつのモアイがありますかっていいますと
ラパ・ヌイで約1,000体のモアイがある中で、立ってるモアイって今じゃ約20体ぐらいしかないって話です。もっとありそうな気がするのですけれど…。

そのうち約600体が同一タイプだそうですが、その中でも製作の工程によって4段階に分けています。
第1段階が、石切り場にて製作途中のもの
第2段階が、石切り場から離されて、仕上げ段階に入っているもの
第3段階が、石切り場から輸送途中のもの
第4段階が、アフ(祭壇、基壇)に立てられプカオ(石帽)を乗せているもの。

多分、立ってるモアイが約20体っていうのは、アフに立てられているモアイが約20体って事なんでしょうねえ
第2段階の仕上げの最中なぞでも穴に立てて仕上げを施しているようですからね

このアフの説明をクック艦長の航海記(岩波文庫 クック太平洋探検3 P315)より
 石に覆われた基壇のひとつは、長さ30~40ft(9~12m)、幅12~16ft(3.5~5m)、高さ3~12ft(1.2~3.5m)高さは基壇のたってられた地面の場所により変化する。立てられている場所が海に面した海岸のふちであることが多いからそういうことが起こるのである。(略)
これらの基壇は大変大きな石切り出してきて立てる、というより表面を仕上げてある。その石工の技術は、イギリス最良の無装飾石工製品に劣らない。接着剤は使っておらず、継ぎ目はピッタリと密着しており、石と石とがつなぎ合わされ、大変たくみにお互いをハメこめれている。側面の壁は、垂直でなく少し内側に傾斜している。(略)
クック艦長の航海記を読んでいるとモアイよりもアフ(基壇)の作り付けにむしろ感動しているように感じられました。

その中でも最大のアフ・トンガリキ(トンガリキにある祭壇)も例に挙げてみます。
幅98m、奥行き7m(ランプの傾斜を含むと13m)高さ5mの祭壇の上に15体のモアイが並んで立っています。
※コレの修復工事には、クレーンで有名な株式会社タダノさまがクレーンそのものや修復方法などで支援を行い復旧しています。
※※もっとも、このアフ・トンガリキが破損してしまったのは、1960年におこったチリ地震の津波のためです。
※※※じゃあ、津波の以前は誰が直したんだというのは不明・・・


おっと、また逸れカケータ


 このアフの上に立っているモアイは、だいたい陸地側にに向けて立っているって事ですが、製作工程第2段階のモアイは、山を背にして立っているようですね。製作第1段階のモアイは、仰向けに寝ていますよん。

ラ・ペルーズ伯爵のように軽く人とチョットした道具があればコレぐらい可能じゃない?いう意見もありますが、どうやらこう作ったらしいって話を順を追って説明してみましょう。

このモアイの原材料ですが、凝灰岩だそうで火山灰が長い間をかけて固まってできた石でできています。
ソウソウ、ラパ・ヌイはずいぶん昔(20万年ぐらい前)にできた火山島ですので、この手の石材には事欠きません。
じゃあ、そこらにある凝灰岩を使ったというとどうもそうでもないようで、ラパ・ヌイの東南にあるラノ・ララク(Rno Raraku)ってところに採石場を作ってます。※ララクってのが石場って意味らしいデスネ
 この石切り場に多くのモアイが製作途中のまま残されているおかげで、製作手法がよーくわかります。
 まず、大きな石の塊から像の正面をつくりその後、上下と両側面をケヅって行きます。背中のあたりまで回ってきますと、背骨?に沿ったあたりにほそーい岩で船の竜骨のような形状で、元の岩と繋げたままとなっています。
 そこから気をつけて徐々に切り離し、いったんモアイを穴のなかに入れて立てました、そこでまた仕上げ(工程第2段階)を行いました。

 簡単に書いてしまいましたが、石で石を削るんですよ!?
 気が遠くなりますが、それほど大変でもなかったようです。この凝灰岩ってやつは水をかけてあげると少しもろくなるようですね。大体15日ぐらいで出来上がるって計算した人がいるようですがそんなに速く終わるのでしょうか?
 15日、倍見て30日くらいで出来上がるモアイが、建造途中で放置されてるってのも変な話ですが、コレにも訳があるようです。ケヅっている最中にアンマリ硬いところがあると、それ以上ケヅれないからそれで放置って事になるみたいですね。
※4~6人の石工で1年くらいかかるという計算もあります。

ほむ、これ以上削れないから石切り場にて放置ってのは理解できるのですが、工程第2段階で掘った穴に立てられているモアイを放置したままってのが釈然としません。コレも10や20じゃ効かない数のモアイが放置されてるんですよ。祭壇に立てる以外に使用用途があったのかしら…。
それとも発注元の取り消しや気に入らなかったから作り直しってことかな?

あ、ソウソウ モアイの帽子プカオは別途の石切り場で採集を行っています。
プナパウ(Puna Pau)の火山跡に赤い石のでる石切り場がありましてそこで作成しています。

この後で第3段階が待っている訳ですが、ラパ・ヌイの伝承によるとマナ(魔法力)を使って自ら歩いて移動した伝承があります。
いまじゃ、『マナ』っていうと魔法力の源って暗黙の了解ができてるのでしょうかね~ いろんなゲームに出てきますし。意外とポリネシア語源の言葉って多そうですねい。
この伝承に基づいて実験をされたのが、ヘイエルダール先生です。
モアイを立てたままその下部にロープを巻きつけ、左右交互に引っ張ればゆっくり進むって方法ですね。
斜面だと動かないらしいですが、もっともヘイエルダール先生は他の伝承も試していらっしゃいます。
仰向けにして、ロープで引くって手法です。面白みがありませんが確実です。
約180人くらいで12トンのモアイを動かすことが可能であったそうです。1日400mくらいだけどなw
あと~は、
ラパ・ヌイにはところどころに石でできた海へのスロープがありまして、ここから海上を輸送したって案もあります。
確かに海上輸送は陸上輸送に比べるとコストが1/100にできるそうなので、中々捨てることのできない案ですがねえ。

運んだ後にアフに立てなきゃいけないんですが、コレについてはもっと少人数で可能でした。
伝承と、現地の人たちを実際に雇いロープを四方に伸ばしてゆっくりと持ち上げ、持ち上がった隙に石を詰め込んで少しずつ立てていくという手法。25トンのモアイを12人×18日で立ち上げました。
この後に、少しずつ詰め込んだ石のスロープを使って、プカウ(石帽)を乗せたのであろうと推測されています。

このあとに
眼窩に、サンゴの化石製の白目と黒曜石の瞳で作られた眼をはめて出来上がりってことになります。
見慣れないせいか、かなり破壊力抜群です。コエー
アフ・コテリク(Ahu Ko Te Riku)の一般的なモアイはこのような姿をしていたと思われます。

Moai_and_Esmeralda.jpg
Moai and Esmeralda.jpg『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』
URL:http://en.wikipedia.org/wiki/File:Moai_and_Esmeralda.jpg

後ろはチリ海軍の練習帆船エスメラルダじゃーないか!



ウンウン 帆を張ってないとスッカリ大型スクーナーにしかみえねェ
あるえー?
ラ・ペルーズ伯爵の読みであってるジャンw
ロープが足りておりませんがこのロープも現地にあるハウ・ハウという名の木の皮を使っております。つまり人がいれば堂にでもなるってことかしら?コレだけの人を雇うというか、食べさせる手当てはモアイ立てるよりも大変なんじゃない?

というところで、次回に続くでいいかしら?
ああ、まとまらねえw


ここで、突然出ていらっしゃいました、次回はヘイエルダール先生とラパ・ヌイをっと
切っても切れないご縁をお持ちの方なのです。


ぽっちとw



※蛙ドモについて 怪しげな記憶を元に注釈
主にナポレオン・ボナパルトの頃からフランス陸軍に使われた蔑称(イングランド視点)
フランス陸軍の制服がカエル色(緑色)って話とフランスではカエルを食べることに忌避が無いってところからでています。
探してみたが緑色のフランス軍制服はみつからナンダ・・・
対語って訳じゃないですが
ライミー・海老(ロブスター)・赤福って侮蔑?もありますね
ライミー=イングランド船員への蔑称?、法によってライムジュースの支給が義務付けられ、毎日ライムジュースを飲んでいたから。
海老(ロブスター)=イギリス正規陸軍?への蔑称 今でもバッキンガム宮殿前の近衛兵が着てますが、赤い制服(レッドコート)を着ていることから
赤福=レッドコートから某ゲームの紹介動画でよく使用されます。Red Coat(イギリス赤服兵)ってユニットを指してます…。卑怯なまでの強さを誇ってます。
じゃあ、ネデルは~? 悲しいことにDutch~で侮蔑されているケースが多いようですね><
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[ 2009/02/01 17:25 ] 調べ物 | TB(0) | CM(5)

ウォルフェス

初めてコメントさせてもらいますね^^

この前は夜遅くまで、面白い話をアリガトでした^^

しかし、色々詳しくお調べになってますね。スゴイ!
ちっとでも見習わなくは^^;

あ、ブログのリンクさせて頂きますね~(_ _)
[ 2009/02/02 12:23 ] [ 編集 ]

あわわ・・・
さっきのコメントで、間違って題名欄のとこに名前入れてしまいました@@;
スミマセン。大変失礼しました><
[ 2009/02/02 12:27 ] [ 編集 ]

復活おめでとうございますw
相変わらず細かく調べてますねー^^;
それにしても昔の人って気の長い作業してたんですね・・・
石と石の間に隙間がなくぴったり合わさってるってどこかの遺跡もそうだったよね。ドコダッケナ・・・
いったいどうやってたのかしらん。
[ 2009/02/02 23:52 ] [ 編集 ]

(ノ´∀`*)

インフルエンザ終了おめでとです♪

私ももう少しって感じです^^
熱高いの続くと・・・もう体力なくなってフラフラになっちゃいますよね><
[ 2009/02/03 00:30 ] [ 編集 ]

相変わらず遅(ry

>ウォルフェスさん
遅くなりました。こちらもリンクを貼らせていただきました。今後ともドーゾよろしくお願いいたします。
マタ相談に乗ってくださいねえ!

>ぴぃちさん
うひょひょ、ドコを割愛すれば良いかわからないだけですw かなりの長文をお目通しイタダキありがとうございます。
えーっとそれは、多分インカあたり…
この後のネタで触れられるでしょうか~

でも、大概の石の遺跡ってナイフすら入らないくらいキッチキチに組んでるような気もしないでもない今日この頃w

>緋色のラミティアさん
ありがとーございます。
ラミティアさんも罹患してたとは><
そしてスゲー寒いんですよね~ アレは参りました。
くれぐれもご自愛くださいませ
[ 2009/02/03 02:31 ] [ 編集 ]

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